過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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617:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:02:58.22 ID:ha7ZcpN9o
慄然としつつ、にこは思考を止めずに回す。
次に考えたのは“何故自分は無事なのか”。ツバサはその思考順を理解していて、問うまでもなく答えを返す。


ツバサ「ウツロイドの直接寄生のように誰でも洗脳、とはいかない。アナタみたいな正義屋さんは揺らがなくて、あくまで悪党たちのトリガー」

にこ(……だからアライザーがモロに影響受けてるわけね)

ツバサ「けれど心に強い悪や不安定な要素を抱えてる人間は十二分に狂わせられる。
洗脳に必要な要素の一つは慢性的な強度のストレス。そしてそこからの弛緩」

にこ「……」

ツバサ「綺羅ツバサという希望を与え、投獄されることでそれを奪い取る。
抑圧状態が続き、ストレスの値がピークになる時期に私が脱獄。
悪党たちの心は狂喜に弛緩し、それは最も洗脳が染み入りやすいタイミング」

にこ「……回りくどい真似を…!」

ツバサ「アナタたちが私を捕まえるんだもの。仕方ないでしょう?
ちなみに、アライズ団は日常的にウツロイドの波長を弱めて浴びることで体を慣らしてるわ。私たちは頭が正常なまま、悪事を遂行できるってわけ」

にこ「……ま、要は。さっさとぶっ倒しゃいいのよね!様子見やめ!行くわよ!絵里!希!!」

ツバサ「もう一つちなみに…」


振り返り、にこは驚愕に息を飲む。


絵里「………っぐ、う、ああっ…!」

希「アカン…これは…っ!」

にこ「は…?ちょ、絵里、希…?」


ツバサ「その二人は例外。効くわよ、電波」



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