過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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647:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:21:01.54 ID:ha7ZcpN9o
松浦果南の愛は深い。

幼馴染の千歌と曜、果南ちゃん果南ちゃんと慕ってくれる二人のことを心底から可愛く思っている。
ポケモンたちと千歌と曜。みんなで一緒に海で泳いで、上がったらアイスを齧って、太陽に熱された田舎道に転がって冷えた体を温める。
花火をしたり、ゲームをしたり、くだらない遊びで笑いあったり、果南の原風景にはいつも千歌と曜の二人がいる。
以下略



648:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:21:29.32 ID:ha7ZcpN9o
“れいとうパンチ”の凍気が爆ぜる!

オーダイルが地面へと拳を叩きつけ、そこから尖った氷塊が隆起している。
数人が巻き込まれて跳ね上げられ、逃れようと割れる暴徒たち、その合間へと果南が躍り込んでいる。

以下略



649:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:21:55.70 ID:ha7ZcpN9o
悪であれ、一人のトレーナーであることに変わりはない。
四天王という大壁を目の前に、挑戦の機会を得た喜びに胸を震わせている。

水タイプのオーソリティーである四天王、対して電気タイプの使い手である自分なら勝ち目はある。
スピアーの群れで物量戦を仕掛け、隙に雷撃で一匹ずつ落としていけばいい。
以下略



650:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:22:48.02 ID:ha7ZcpN9o
もちろん果南の切り札だ。
それをポンと、ごくごく気軽に繰り出している。

温存だとか様子見だとか、果南はその手の出し惜しみをしないタイプ。
その戦闘思想は攻めて、攻めて、攻めて攻めて攻める!!!
以下略



651:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:23:17.22 ID:ha7ZcpN9o
“藍色の玉”へとヒビ走り、浮かび上がる“α”の文様。
海の王者たる雄大のシャチ、その全身へと力の紋様が克明。
そしてカイオーガは太古……全盛の姿へと回帰している!!!!


以下略



652:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:23:46.77 ID:ha7ZcpN9o
小規模なビルほどに膨れ上がった膨大な水塊。
その上から、果南とカイオーガは暴徒たちを睥睨している。

いつの間にか、オハラフォースたちの姿はない。
息のある怪我人だけを手早く回収し、数ブロック離れた場所まで急速に撤退している。
以下略



653:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:24:14.11 ID:ha7ZcpN9o
車両も標識も街路樹も、全てが押し流されて更地になった道のど真ん中、果南はポケモンたちを優しく抱きしめてひとまず労う。
三体をボールへと収め、カイオーガを引っ込めた瞬間、未だ渦巻いていた膨大な水流は見る間に引いていく。

果南とカイオーガの水のコントロールは豪胆にして精密。
掛け値なしの戦闘不能へと追い込みつつも、一応は悪党たちを殺さないようには気を使ったつもりだ。
以下略



654:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:24:44.14 ID:ha7ZcpN9o



ロクノシティは立地が悪い。
四方を山々に囲まれた盆地で、夏は暑く冬は寒く、決して恵まれた土地ではない。
以下略



655:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:25:20.12 ID:ha7ZcpN9o
では仮に、その門が壊されてしまえばどうなるか。

ハチノ方面から市内へと入るために険しい山道を越える必要が生まれ、二、三時間ほどの時間のロスが生まれる。
つまり、暴動を鎮圧するために送られる自衛隊の陸路での到着を阻害することができるのだ。

以下略



656:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 09:25:47.22 ID:ha7ZcpN9o
倒しても倒しても湧いてくる敵へ、真姫は傍らのシャンデラへと何度目かわからない指示を下す。


真姫「“オーバーヒート”っ!!」

以下略



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