685:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 14:55:49.39 ID:ha7ZcpN9o
ただ一声、下した指示には絵里本来の意思が宿っていた。
時間にしてほんの三秒、取り戻せた体の主導権に、にこと目配せを交わしている。
にこはツバサの方へと駆け、そしてフリーザーは大氷塊でツバサと自分の居場所を寸断する!
その氷壁は絵里の矜持を示すかのように、あまりにも厚くあまりにも堅い。
いかなミュウツーであれ、易々と破壊することはできないだろう。
横から回り込むのも容易くはない。何故なら都市の区画を横切るほどの規模だから。
それは長大なる国境要塞めいて、戦場を大きく分けている。
絵里の意地、にこたちと手渡すせめてものアシストだ。
戦局はツバサとにこ、絵里とダイヤへ。
そして絵里の意識は再び洗脳下へと落ち…
絵里「ダイヤ…あなたは優秀なトレーナーよ。実力も知識も、ジムリーダーとしての器も持ち合わせている」
ダイヤ「そ、そんな…光栄ですわ…」
絵里「けれど、私には遠く及ばない。ジムリーダーとチャンピオン、その間には広く大きな力の隔たりがある」
ダイヤ「………」
絵里「それでも、挑むのかしら。死に急ぐだけなのに?」
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