689:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 15:07:11.42 ID:ha7ZcpN9o
眼下、アライズ団の少女は勝ち気な瞳に苛立ちを滲ませ、水面の少し上を浮遊している。
魔女のようなゴーストポケモン、ムウマージの魔力による浮遊だ。
浮力に合わせ、少女の髪もふわわと揺れる。善子と花丸を睨み付け、言い放つ。
理亞「逃げる?誰が。泣き喚いて逃げ回ることになるのは…お前たち!!」
『マァァジッ!!』
花丸「来るずら!」
ムウマージの“シャドーボール”、ゴーストタイプの念弾が支柱と橋桁を叩き、その威力に長さ200mほどの鉄橋は形を歪めて半壊する。
鹿角理亞、敵はかつての姿とは違う。
逮捕された姉と離れ、研鑽を積んだのだろう。大きな成長を遂げている。
だが成長は自分たちも同じ。善子と花丸は臆さない!
崩落する足場の中、善子はドンカラスに、花丸は浮遊できる特性のドータクンにしがみついて難を逃れている。
だがいずれにせよ交戦は必須。二人は顔を見合わせ、降下に理亞と、それぞれの眼光を交錯させる!
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