798:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:28:02.69 ID:ha7ZcpN9o
花陽「すごい、泳ぎ回って全部避けてる…」
凛「あの子、人間だよね?ポケモンじゃなくて?」
真姫「凛ってナチュラルに失礼よね…人間に決まってるわよ」
ゲンシカイオーガが作る水流に乗って、果南はただ泳ぐよりも遥かな加速を得て水中を踊る。
リピート再生で刻まれ続けるビートに足先はヒレのように、強く水を叩いて螺旋を描き、蹴る!!
果南「だあああっ!!!」
希「っ、この…!」
花陽「け、蹴ったよぉ!?泳いで近付いて…」
真姫「……人間よ、多分だけど…」
凛「語尾が弱いにゃ」
希は念力をバリアのように張り、辛うじてそれを受けている。
しかし表情には強い苛立ちが浮かんでいて、それはいつもの穏やかな希らしくもない異相。
水を被れど洗脳は解けず色濃く、だったら蹴って正気に戻す!
そんな愚直、良くも悪くもまっすぐなのが松浦果南という少女。
最接近、デオキシスの触手が鞭のように果南を襲う。
だが素早く、カイオーガが生む水流にサポートを受けて範囲外へ。
ポケモンには及ばずとも、その挙動は人域を遥かに凌駕している。
水の申し子、そんな表現こそが似つかわしい。
掌を差し伸べ、クイクイと上へ。
今度は果南が希を煽る番だ。
果南「さ、そろそろ本気で来なよ。私もそうするから。長期戦って嫌いなんだ」
希「……どチートが…!知らんよ、どうなっても!」
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