801:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 18:29:36.66 ID:ha7ZcpN9o
希はここまで、ほぼメガフーディンの力しか使役していない。
それは自身の周囲を覆った水をデオキシスのサイキックで押しのけて空間を形成しているからであり、同時に周囲の水を分解して酸素を生んでいるため。
二つの細かな工程をデオキシスに任せている以上、戦闘はメガフーディンでの様子見に終始していた。
希「けど、もうええわ」
果南(……空間を作るのをやめた)
圧されていた水がザバリと下り、飲まれた希の長髪は水中にゆらりと揺蕩っている。
当然、これで希の呼吸は絶たれた。
直前に肺へ、取り込めるだけ大量に酸素を取り込んでいる。
自身のサイキックで強引に肺を拡張していて、一般の人間よりは長く息は保つだろう。だが…
希(三分。それ以上は長引かせたくない)
果南(覚悟を決めた目だ。あの目をした人間は強い。洗脳にやられててもね)
希(デオキシス統合体、今のウチなら完全に使いこなせる。六匹相手?ハッ、ちょうどいいハンデや…!)
瞬渦、二人が伸ばした手が水を切って泡沫。
果南はハンドサイン、希はテレパス。それぞれがポケモンたちへと指示を下している。
結集するエネルギー、二人を包み込んだ水球は徐々に熱を孕み…
お互いが技を解き放つ!!
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