846:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:19:40.04 ID:ha7ZcpN9o
絵里「次」
ダイヤ「っ、瞬時に最適の判断を…!」
鞠莉「Shit、チャンピオンは冷静ね。だけどまだまだ!チラチーノっ!」
ダイヤ「お行きなさい、ラランテス!ボスゴドラ!」
鞠莉のトレーナーとしての腕は悪くないが、令嬢という立場上どうしても場数が少ない。
オハラタワー後は悪との戦いを意識してきたが、オハラフォースの陣容を整えることに奔走していたため自身の鍛錬はそれなり。
場数を踏んだダイヤのように同時に二体を指揮できるスキルは有しておらず、戦いは絵里の二匹に対してダイヤ、鞠莉の三匹という形になる。
鞠莉(私が二匹扱えればもう少しマシだったんだけど…考えても仕方ないっ)
ダイヤ「ラランテス、“はなふぶき”です」
鞠莉「チラチーノ、距離をアウェイ!」
絵里(乱舞する花びら。視界を覆いに来たのね)
ダイヤのラランテスは微細な花弁を乱舞させ、旋風に靡く薄紅が一体を覆い尽くしている。
戦術としては花陽のドレディアが見せた“はなびらのまい”と同型、触れれば草タイプのエネルギーが爆ぜる乱舞弾!
いわタイプを有するアマルルガにとって、くさタイプの攻撃は致命傷になり得る。既に手負いなのだから尚更だ。
その効果半径に巻き込まれないよう、慎重に見極める必要がある。
…だが、絵里の経験は感じ取る。
チャンピオンとして退けてきた無数のトレーナーたちの中には、当然ながら草タイプの使い手も数多く存在していた。
絵里はすぐさまその一撃に違和を嗅ぎ、迷いなく次手を決断している。
ダイヤ(この“はなふぶき”はダミー、攻撃力は皆無。今のうちに攻撃態勢を整えますわ…!)
絵里「これは触れても爆ぜない、ただの花びら。そうよね、ダイヤ?」
ダイヤ「なっ…!?」
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