852:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:23:13.15 ID:ha7ZcpN9o
馬上で体制を立て直しつつ、もちろん逃げるわけではない。
蹄鉄が地を叩く音、絵里の周りを一定の距離で旋回。円孤を描きつつ、どう戦うべきかを思考している。
鞠莉(ダメね、私まだ甘えてるわ。果南にもダイヤにも守ってもらえないけれど…まずは一体くらい、どうにか倒してみせる!)
鞠莉にとって乗馬は昔からの趣味だ。
荒々しい振動、人馬一体の呼吸は思考に落ち着きを与えてくれる。
ギャロップの背を撫で、その逞しい背筋に信頼を預ける。
この子が鞠莉の手持ちで一番の高レベル。やってやれないことはないはず!
鞠莉「Take it easy…やるわよ、ギャロップ」
『ブルルッ!』
鞠莉(近付きさえすれば!ただ、問題は…)
一定距離で駆け回る鞠莉。ギャロップの快速に任せてヒットアンドアウェイを試みるつもりだろうか。
そんな鞠莉の姿を一瞥し、絵里は冷ややかにパルシェンへと指示を下す。
絵里「パルシェン、“つららばり”」
鞠莉「問題はあのクレイジーな氷ミサイル!!“こうそくいどう”よ!hurry up!!!」
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