879:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:40:31.27 ID:ha7ZcpN9o
ダブルバトル形式にせよ、フィールドが広い。
ならば戦闘のベースはマンツーマンのイメージ。そこに適宜、連携を編み込んでいく。
その方が却って柔軟に当たりやすいものだ。
だとして、自分が意識するべきは高海千歌とかいう少女。
直視、その力量を目測に推し量る。
腰にボールは六つ、その手首にはメガリング。
聖良はメガシンカに対応したポケモンを持っていない。その点で持たれている優位性には警戒を抱くべきだが…
理亞「姉さま、高海千歌はタワーであんじゅさんが狙ってたトレーナー。捕まえれば手柄になる」
聖良「なるほど。手持ちの情報は?」
理亞「ハーデリア、エテボース、オオタチ、ベロリンガ」
聖良「ノーマル専門…」
微かに含み笑う。
いや、侮るわけではない。もちろん強力なノーマルポケモンもいる。
理亞の情報も数ヶ月も前のもの、きっと成長しているのだろう。
ただ、ノーマルタイプは最も扱いやすく、最も普及率も高い属性だ。
それに表情、佇まいまでを踏まえて、千歌はどうにも強力なトレーナーには見えない。
どういうべきか…
聖良(普通、ですね。もちろん油断はしませんが…)
…と、安く値踏まれたことに勘付いている。
向き合う千歌は不本意に、小さく鼻を鳴らす。
千歌「なんだか、バカにされてる…」
ルビィ「千歌ちゃんは強いのに…!」
千歌「えへへ、ありがとルビィちゃん。いいもんね、目に物見せてやる!」
978Res/1221.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。