過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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891:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:47:23.06 ID:ha7ZcpN9o
ルビィ「うぁ、なにこの石ぃ…!?」

『ムシャァ…』


ルビィは眉根を下げ、ムシャーナは目を閉じたままに困り気味の声を。
戦っている場所は千歌たちのすぐそば、あくまで距離感はダブルバトル。
聖良のウツロイドが張り巡らせた岩は、ルビィと理亞の位置までをしっかりと効果範囲に収めているのだ。

困惑のルビィへ、理亞はまるでそれが自分の技であるかのように高らかに勝ち誇る。


理亞「フン、それは姉さまの“ステルスロック”。お前の貧弱なポケモンなんて岩にぶつかって倒れてしまえ」

ルビィ「と、とんがってて逃げにくい…どうしよ…!」


鋭利な岩に当たればダメージを負う、もちろんそれはポケモンだけでなく人も同じ。
無機質に無軌道に、表情なく浮遊する岩はただ浮くだけでなく、都度その位置を変化させていく。
よく見れば潜り抜けられるというものでもなく、ルビィは逃げ足を止められてしまっている。

一方の理亞は、それを苦にせず避けながら迫る。
今回聖良がウツロイドを連れているのはイレギュラーな事態だが、そもそも聖良の手持ち三枠は以前から流動的だ。
どんなポケモンでも扱えるという特技から、アライズ団の目的に応じたポケモンを与えられて扱うのだ。

そんな立場に、汎用的な技である“ステルスロック”を聖良が使う機会は多い。
故に、聖良と理亞はステルスロックを浮動させるアルゴリズムを姉妹であらかじめ共有している。
一定の法則性を知っているから当たらず、我が庭のようにするすると岩の中を潜り抜けることが可能。



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