過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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927:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:15:53.16 ID:ha7ZcpN9o
このタイミングのために控えさせていた。

理亞も心得ている、声を掛けるだけで指示は不要。
すかさずマニューラを投じ、聖良の面前に二匹のマニューラが体制を沈めて身構えている。
それはオハラタワー、穂乃果のリザードと激戦を繰り広げたあの時と同じ陣形。

以前にそれを目にしているルビィは、千歌へと警句を上げる!


ルビィ「ち、千歌ちゃん!そのマニューラたち、息ぴったりでタイミングをずらして攻撃してくるっ!」

理亞「余計なことを言うな!ムウマージ!」


マニューラを姉へと託し、理亞は残るムウマージを駆ってルビィへと攻撃を仕掛けていく。


千歌「た、タイミング?どうしよう…」

聖良「考える間は与えませんよ。ヒードラン、もう一度!!!」

千歌「ううっ…!」


流石のラッキーにも体力の底はある。
“けたぐり”で既に限界、さらに回復する間を与えずに攻める聖良はやはり戦闘慣れしている。
これを受ければラッキーは落ちる。けれど受けないわけにもいかない…!


千歌「ごめん、ラッキー…!おねがい!」

『らっ…きぃぃ!!!』


三度目の正直、二度あることは三度ある。
矛盾の例、相反する諺として槍玉に挙げられがちな二つのフレーズの、今は後者が正答となる。
ラッキーはまさに死力を尽くし、三度目の“マグマストーム”を遠方へと逸らして倒れ伏す。

壮絶な防勢、千歌はポケモンの奮闘に深く感謝して心を燃やしている。

だがそれは同時に聖良にとっての福音、決着の準備が整った瞬間でもある!


聖良「ラッキーが倒れた…!今です、“つばめがえし”、“つじぎり”!」

『マニャアッ!!!』
『ニュラァッ!!!』



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