過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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943:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:26:34.49 ID:ha7ZcpN9o
ここまでの推移は順調、そして聖良は迷いなく戦場の全域へと目を置けている。
デンジュモクでもう一撃を浴びせて戦場を切り裂き、満を持し、万全を以ってヒードランの火流を放つ。


聖良(そのプランで仕留める)

ルビィ(さ、させない…!)


決着への道筋を組み上げた聖良。
その眼差しを、ルビィはしっかりと見捉えている。

黒澤ルビィという少女、その最大の強みは“弱そう”な点にあるのかもしれない。

小動物めいておどおどしていて、その滑舌は甘えを感じさせる部分がある。自然と相手に侮りを生むところがある。
それでいて、怖がりな性格から観察力は人よりも高い。
自分へのマークが薄くなりがちなのをしっかりと活かし、相手の策を潰すことができるトレーナー。


聖良(……が、まずは)


聖良は思考に一拍、10分近く戟を交えて気付いている。
ルビィの容姿、声、態度から受ける印象と実力が見合っていないことに。
人を油断させておきながら、その実力は存外に高いことに。


聖良(貴女からですね)


算段のまま、素直に攻撃へと移行していればルビィに妨害を差し込まれていただろう。
だが、もう認識した。ギッと、横目にルビィを睨んで制する!


ルビィ「ぴぎっ!?」

聖良「理亞、15秒。」

理亞「…!はいっ!」


細かい指示は一切皆無、ただ15秒でルビィのピクシーを仕留めろという明快な言葉。
姉から示された最大限の信頼の証に、理亞は応えるべく奮い立つ。



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