過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」Part2
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28:名無しNIPPER[sage]
2017/03/26(日) 00:21:02.59 ID:S/V8ds8Do



海未「突入します」

『コウガッ!!』


螺旋の水渦を身に纏わせ、海未とソノダゲッコウガは英玲奈によって投下された緑火の中へと身を躍らせている。

UBテッカグヤ、その容姿は門松に似る。
本体のタイプははがね・ひこうながら、竹筒を束ねたような外見のままに“タネばくだん”は草エネルギーを収束させた攻撃だ。
飛散したクラスターボムは路面を叩き、爆炎と共に草蔓が繁茂して道を封鎖していく。
普通に走れば爆炎に巻かれ、または植物にタイヤを取られて転倒、大事故を免れない。

だが海未はゲッコウガの水に爆破から身を守り、車体を斜めに左右へと切り返す猛攻の渦中を巧みにすり抜けていく。
ゲッコウガもまた忍の身のこなしに爆塵の中を突破していて、英玲奈は眼下にそれを見留めている。


英玲奈「良い動きだ。だがまだ遠い」

海未(距離は詰まりましたが…)


海未のバイクは超高速で飛ばし、背後の爆風にさらなる加速を得て猛進。

しかしテッカグヤの飛行も早く、出足の差は大きい。
真姫の父らが乗る車の直上へ、テッカグヤの巨身は既に到達している!


英玲奈「テッカグヤ、“タネばくだん”」

海未「まずい…!仕方がありません、ここは…」


投下された爆弾を防ぐべく、海未は次策を繰り出そうとハンドルから手を離しかける。
が、その手は止まって車に着目を。後部座席右の窓、ニシキノ博士が身を乗り出している。

オトノキタウン出身、海未とはもちろん顔見知り。
助けようとしている意図は通じているようで、博士は海未へと頷きつつも、両手で大きく丸を作っている。
「大丈夫」と言いたいのだろうか。海未が見ていると、ボールを片手にポケモンを車体の上へと解き放つ!



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