過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」Part2
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33:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/26(日) 00:24:39.88 ID:S/V8ds8Do
海未の動作に躊躇はなし、それは英玲奈もまた同様。
姿を見て即座のコンマ2秒、手には拳銃が握られている。


英玲奈「まずは成長を見せてくれ」

海未「!」


その引き金に迷いは皆無!!

スタームルガーmkU、威力よりも携行性と精度に重点の置かれた細身の銃だ。
ダイイチシティでの初戦で海未を穿ったのと同じ物で、あの日と違うのは先端にサプレッサーが装着されている点だけ。

死線に…園田流は殺気を読む。

腕と肩、重心に視線、体幹と足の角度まで。
相手の姿から得られる情報を即時に統合、宙に描かれる殺意の線に攻撃軌道を予測する。

基本的にはポケモンと生身で対峙することになった場合の対処術なのだが、海未の卓越したセンス、そしてなにより“きずなへんげ”によるゲッコウガとの接続が海未に超感覚をもたらしている。
リンクで強化されるのはゲッコウガだけではない。海未もまた同様に!


海未「……はッ!!!」


弾丸の軌道を予測、そこに腕を翳し…薙ぐ!
チュリンと高音、払う動作に沿って脇へと逸れる弾丸。

思わず、英玲奈は関心に唸っている。
園田海未は無傷。“きずなへんげ”の力こそあれ、生身の少女は自力で銃弾から身を守ってみせたのだ!


英玲奈「防弾コートとはな」

海未「親友のお手製です。少々重たいので、普段着にはできません…がっ!!」


ダタと踏み込み、鋭く重い足撃を放つ。
中段に二連、腕でいなされた力の流れに身を翻し、上体の軸はピタリと定めたままに上段へと回し蹴りを。

英玲奈はそれまでを左腕で防ぎ、空いた右腕で海未の足へと銃口を向ける。
だが動じず、海未は裏拳で叩いて射線を逸らす!


英玲奈「やるな」

海未「そちらも」



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