過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」Part2
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名無しNIPPER
[sage saga]
2017/03/26(日) 00:31:10.21 ID:S/V8ds8Do
ことり(よしっ、うまくいってるかな…)
ことりが“りゅうせいぐん”の連発へと思考を至らせたのは、先ず優木あんじゅの足を削ぐべきだという考えから。
現状、あんじゅが繰り出してみせた手持ちの中で最も警戒するべきは、“かそく”でスピードの乗り切ったペンドラーだ。
ことり(今のあの子、これまで見たポケモンの中で一番速いかもしれない…)
それもそのはず、今のペンドラーは単純計算で通常時よりも四倍の速度。
元よりスピードのあるポケモン、それが速力を増して200キロオーバーの巨体で路上をビル壁をと駆け巡る。
あんじゅも折を見て移動に利用しつつことりを攻めてきていて、今のところの攻守の要と呼ぶべき存在だ。
しかし普通に攻撃しても易々とは仕留められない。
高速で動かれては攻撃が当てにくく、そもそも元々のレベルが高いために当てたとしても生半可では倒せない。
だったら、と。
ことり「ビルとか、色々崩して潰しちゃいますっ!」
あんじゅ「ああもう、ありえないっ…!」
速いものを仕留める時のセオリーに忠実に、点でなく面で。
見える広範囲、区画全域を丸ごと攻撃で埋めてしまえば速く動こうが関係ない。
ペンドラーは降り注ぐ流星群を見上げ、回避の可能性を模索する。
物陰に隠れる?それでどうにかなる威力ではない。
ビル壁を登る?そのビルが崩落してくるのだ。
いくら駆け回ろうと逃げ場はどこにもない。瓦礫がペンドラーの身を叩き、動きを止め、その上から叩きつける流星の驟雨!
『ド、ラッ……』
あんじゅ「ペンドラー!っ、この…」
ことり「まず一匹…!」
あんじゅはペンドラーを回収しつつ、歯噛みにことりを睨んでいる。
当然、あんじゅも同じく攻撃範囲内。メガカイロスに抱えられ、辛うじてといった体で星の雨から逃れ続けている。
習得できないデンリュウを除き、ことりの手持ちには“りゅうせいぐん”を覚えているポケモンが四体いる。
入れ替えながらの隕石乱打はそのメリットを最大限活かした攻撃だ。
これが公式戦であれば、常に規定の数のポケモンをフィールドに置かなくてはならないというルールがある。
同時に二体の入れ替えも不可、そのタイミングには制限が掛けられている。
だがこれは野試合、殺し合い。
ルール無用の状況に、攻めをためらうほどにことりは青くない!
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