過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」Part2
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7:名無しNIPPER[sage]
2017/03/26(日) 00:06:46.26 ID:S/V8ds8Do



同時刻、ロクノシティの高層を突っ切るハイウェイに爆走する一台のバイク。
黒髪は疾風に靡き、すぐ隣を同速に駆けるはソノダゲッコウガ。
さらにはファイアローを追従させ、園田海未は高空へと目を向ける!

その先、高速に飛空しているのはテッカグヤ。
エアームドを伴い、統堂英玲奈は後方を追走してくる海未のバイクを見下ろしている。

海未のバイクはフルスロットル、アウトバーンさながらに速度制限など皆無。
それもそのはず、広大な高速道路上には何故か一台の車も見当たらない。

否、訂正を。
ただ一台、黒塗りの高級車だけが英玲奈よりもしばらく先を全速で走行している。
英玲奈はその車を追っていて、海未はその英玲奈を追っているという状況にある。


英玲奈(フフ、やはりこうなったか)


内心に笑みを。ダイイチシティでのファーストコンタクトに海未を討ち逃し、英玲奈は既にこの絵図を見ていた。
この状況という話ではない。
大きく成長した海未が園田流を超えた園田流として、面前に現れる未来を見ていたのだ。

達人は達人を知る。
ソノダゲッコウガ、その鋭気に満ちた水流を見るだけで、英玲奈には海未の成長がはっきりと感じ取れている。


海未「まずは…止めなくては!!」

英玲奈「やってみろ、園田流。いや…園田海未!」


既に流派ではなく、個人として見るべき相手。
接敵、精神は加速し、交戦へと没入していく!

と、その前に。こちらもここまでの経緯を、簡素ながらに辿るべきだろう。



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