過去ログ - 田中琴葉「私、お味噌汁なんだって」佐久間まゆ「えっ」
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◆Xz5sQ/W/66
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2017/03/27(月) 01:36:56.36 ID:JDIJK2mS0
「そのエレナなんだけど、この前私と一緒に居る時、たまたま通りかかったプロデューサーに質問したの。
『ねぇねぇプロデューサー。ワタシのこと、何かに例えるなら何になるかナ?』って」
「はぁ」
以下略
4
:
◆Xz5sQ/W/66
[saga]
2017/03/27(月) 01:37:57.65 ID:JDIJK2mS0
「エレナちゃん、大好きですからね。サンバ……というよりは皆と一緒に踊ったり、はしゃいだりするの」
「それ自体は、スッゴク良い事だって思うけど。もう少しこう、可愛らしい物に例えた方が良かったんじゃないってね。
その時も私が、彼女にアドバイスした直後だったの」
以下略
5
:
◆Xz5sQ/W/66
[saga]
2017/03/27(月) 01:39:24.82 ID:JDIJK2mS0
「あの、向日葵とは言われなかったんですね」
私が言うと、琴葉さんは照れ臭そうに微笑んで。
以下略
6
:
◆Xz5sQ/W/66
[saga]
2017/03/27(月) 01:40:42.00 ID:JDIJK2mS0
どことなく恥ずかしそうな彼女の言葉は、もにょもにょと小声になっていく。
それと同時に、その発言を聞いていた私の目からは、光が抜け落ちていたことでしょう。
……日頃から気をつけなくちゃと注意していても、そうそう直せるものではありません。特に、ライバルが多い最近は。
以下略
7
:
◆Xz5sQ/W/66
[saga]
2017/03/27(月) 01:41:57.31 ID:JDIJK2mS0
===
味噌汁、お味噌汁、味噌スープ……ダメ! 言い方を変えたところで全然意味が分からない!
あの日、プロデューサーから告げられた言葉。
以下略
8
:
◆Xz5sQ/W/66
[saga]
2017/03/27(月) 01:42:53.02 ID:JDIJK2mS0
……うぅ、一時は自分の身体が味噌臭かったりするのかと、不安で気が気じゃなかったけど
(この懸念に関しては、可憐さんと志希から『そんなこと無い』とお墨付きを貰えたことで、ようやく払拭することができた)
結局、事の真相は闇の中。
以下略
9
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/27(月) 01:43:22.22 ID:8Vww61sKo
これは期待
10
:
◆Xz5sQ/W/66
[saga]
2017/03/27(月) 01:44:18.98 ID:JDIJK2mS0
でも「悩み事なら、言ってください」と再三尋ねられちゃったら、
今度は「何でもないよ」なんて意固地になる方がかえって不安にさせちゃうし。
とうとう私はまゆちゃんに、悩みの種を打ち明けた。
以下略
11
:
◆Xz5sQ/W/66
[saga]
2017/03/27(月) 01:45:56.80 ID:JDIJK2mS0
「それは、妙なお話ですねぇ」
左手首に巻いたリボンをそっと撫でながら、まゆちゃんが小さく首を傾げる。
以下略
12
:
◆Xz5sQ/W/66
[saga]
2017/03/27(月) 01:47:18.22 ID:JDIJK2mS0
瞬間、まゆちゃんはリボンを弄る手も止めて、キョトンとした顔になると私の顔をまじまじと見た。
それは驚きと困惑が入り混じった表情。しばらくお互いに見つめ合い、困ったようにまゆちゃんが言う。
「え、ええ、はい。それは……知ってます」
以下略
13
:
◆Xz5sQ/W/66
[saga]
2017/03/27(月) 01:49:29.84 ID:JDIJK2mS0
田中琴葉
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佐久間まゆ
以下略
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