過去ログ - 田中琴葉「私、お味噌汁なんだって」佐久間まゆ「えっ」
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41: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/03/28(火) 03:36:17.57 ID:oEciWSKm0

「ちぇー、そんなのってないよ。ハニーがいてくれないんだったら、ミキ、なんだかやる気無くなっちゃうの」

 その気持ちは、まゆにだって痛いほどに分かります。
 だって、今日は久しぶりにあの人と会える日だったから。

 お洒落にだって気を遣って、い、いつも着ている服よりも少しだけ、胸元の空いた服を選んでみたの。
 ……正直なところ、肌を出すのに少しの抵抗はあったけど。

「ミキ、もう帰っちゃおうかなー。折角ハニーが喜びそうな、セーターだって着て来たのに」

 そう言ってポーズを取る美希ちゃんの豊満なバストは、セーターによってクッキリハッキリと強調されて。

 む、うぅ……こんな美希ちゃんという明確なライバルがいる以上、
 まゆも献身的なだけじゃない、女の色気も出していかなきゃ、戦えないとは思いませんか?

 ただでさえまゆは、そっち方面では後れを取っていましたから……
 あの日、プロデューサーさんに言われた言葉を、まゆは決して忘れてません。


「あっ、オレスゲー発見しちゃったよ」

「発見?」

「このユニットメンバーのプロフィール。まゆが一番胸無いな」

「ふぐぅっ!?」

 ……たった、たった二言三言のやり取りでしたが、書面に踊る『78』という無慈悲な数字。
 同い年で同身長の智絵里ちゃんでも『79』はあるっていうのに。

「たかが一センチ、されど一センチ。けれど、その一センチの価値は歌より重い」とは、
 尊敬する先輩がグラビア撮影中に言っていた、とっても重みのある台詞です。


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