過去ログ - キュウレンジャー育成計画 その1 安価とコンマ
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981:名無しNIPPER
2017/04/10(月) 10:36:28.52 ID:fP2++DcY0
セリフ。好き、と言い切れるわけではないんですが「この子……護から、私に関する記憶を抜き取ってやってくれないか。彼女はあまり強くないものでね」について。

 このセリフによって生じた出来事についてはシャドウゲールの日(シャドウゲールの日……)に書きますが、うん、「一番護の生き残る可能性が高くなる」ようにするための頼み事としては一番有効なそのお願いはとんでもなく残酷なものです。何が残酷って本当にただただ本人のためだからです。

 人小路庚江の記憶を持っている魚山護は、お嬢が死んだと知ればきっとエピローグでの状態以上にとんでもないことになる。それはわかるんですが、わかってるんですが、あまりにも……。

 プフレに「護を守る」以外の意思が当然ながら存在しているのは、目を閉じて最期に護を抱きしめるお嬢(それは別に護を守ろうとする行動ではなく、そこに目的のためという理由付けが入る余地はない)が描写されていることで明らかとなってしまっていて。ああ。はい……。こう書きたくはないんですけどやっぱりずるいと思う……。





 プフレのこと、好きです。好きでした。好きです。

 QUEENSの顛末について、プフレがけしてブレることなく、自分の好きな彼女のそのままだったことが嬉しくなかったといえばそれは嘘になり、しかしその喜びを喜びとして受け入れるにはあまりにもプフレがもう喋らないということが悲しくて、プフレの一挙手一投足が大好きで、ずっと見ていたいくらいQUEENSの文章は魅力的で、理性的には大好きな筈なのにどうしても受け入れられなくて、いやあ相反する気持ちでぐちゃぐちゃでした。

 今でもまだ冷静になりきれていないところがあります。遠藤先生の文章は大体において好きですが、とりわけプフレ、そして人小路庚江の喋っている言葉、何気ない動作の一つ一つが大好きでした。最低最悪の鬼畜生だと言いたくなるような大変に迷惑な悪党ではありましたが、同時に自分にとってはとてつもなく素敵な魔法少女だった。明日もがんばります。


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