過去ログ - 勇者「救いたければ手を汚せ」その1
↓ 1- 覧 板 20
31:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 22:18:13.16 ID:3rkJZvMOO
勇者「……今の僕は」
精霊「『それ』を見るのは止めなさい」
32:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 22:22:12.34 ID:3rkJZvMOO
勇者「………」
精霊「勇者、よく聞いて、全ての人間に好かれる人なんていないわ」
33:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 22:24:51.62 ID:3rkJZvMOO
精霊「それは無理ね。だって勇者だもの」
勇者「……分かってるよ。怖がられただけで破壊者呼ばわりされるし」
34:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 22:26:29.94 ID:3rkJZvMOO
勇者「いや、もう罵る必要はないよ?」
勇者「それ以上言われると傷付くだけだからそろそろ止めてくれる?」
35:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 22:27:14.56 ID:3rkJZvMOO
勇者「……うん」
精霊「後は褒められたい感謝されたい、そんな気持ちも捨てなさい」
36:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 22:28:13.73 ID:3rkJZvMOO
勇者「まだ眠いから、寝る」
精霊「ふふっ、それでいいのよ。もう少し我が儘になりなさい」
37:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 22:30:41.15 ID:3rkJZvMOO
【情】
勇者「…スー…スー…」
38:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 22:33:37.94 ID:3rkJZvMOO
精霊「あぁ…彼女、昔から勇者を可愛がっていたものね」
王宮騎士「ええ、あの時から我が子のように思っておられます」
39:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 22:35:36.15 ID:3rkJZvMOO
精霊「同世代の女性からは見向きもされないけれど……」
精霊「それより彼女、もう歳でしょ? 良く体力が保つわね。倒れないわけ?」
40:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 22:36:52.34 ID:3rkJZvMOO
王宮騎士「更に興奮して眠れなくなるのでは?」
精霊「面倒な女ね……」
41:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 22:38:14.85 ID:3rkJZvMOO
精霊「……そう」
王宮騎士「如何なる魔術でも死者は蘇らない、心の傷を癒すことも出来はしない」
209Res/174.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。