12:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 22:20:35.31 ID:4Rea9gbvo
腹を満たして、なんとなく映画など観始めると、その状況に慣れてきたらしい。
プロデューサーと奏は肩を並べて、テレビ画面に見入っていた。
俳優の顔がアップになって、奏はポツリと呟いた。
「もう、私はダメね」
「そうか」
「あんな風にはなれないのね」
「映画の登場人物みたいに?」
「そう。憧れだった」
なんでもない場面なのに、奏は泣いた。
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