過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「ちょっと疲れた日のカフェで」
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1:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:29:55.08 ID:1YxhaGOp0
――おしゃれなカフェ――

北条加蓮「ねー、藍子」

高森藍子「何ですか?」

加蓮「明日とかってヒマ?」

藍子「明日……? ちょっと待ってくださいね。今、確認してみますから」

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2:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:30:32.31 ID:1YxhaGOp0
――まえがき――

レンアイカフェテラスシリーズ第44話です。
以下の作品の続編です。こちらを読んでいただけると、さらに楽しんでいただける……筈です。

以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:31:01.98 ID:1YxhaGOp0
藍子「――はいっ。わざわざありがとうございます、モバP(以下「P」)さん」

藍子「え? いえいえ、違いますっ。もっとお休みが欲しいのではなくて……アイドルをやっている時だって、すごく楽しいんですから」

藍子「……ふふ。期待しちゃいますね、名プロデューサーさんっ♪」ピッ
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:33:01.40 ID:1YxhaGOp0
加蓮「夕方から収録って、学校とかいいの?」

藍子「あの……加蓮ちゃん? 学校って……今は、もう春休みですよ?」

加蓮「……あ」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:33:31.86 ID:1YxhaGOp0
加蓮「そういえばこの前、事務所で教科書開いてたねー。テスト勉強だったの?」

藍子「はい。悪い点数を取っちゃったら、アイドル活動もできなくなっちゃうかもしれませんし……それに、ここで加蓮ちゃんとお話する時間も、減ってしまうかもしれませんから」

加蓮「その時は藍子の学校に乗り込んでみよっかなぁ」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:34:01.65 ID:1YxhaGOp0
藍子「そんなことないですよ〜。クラスの友だちはよく応援してくれますけどこれでも目立たない方で――って、私のことじゃなくて加蓮ちゃんのお話ですっ」

加蓮「じゃあ隠れファンクラブ」

藍子「いませんってそんなのっ」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:34:31.56 ID:1YxhaGOp0
加蓮「それとなーく探ってみたけどそれっぽいのは全然。ケンカしたり修羅場ってたりしたのかな、って思ったんだけどね。変なの。私が勝手に見間違えただけなのかな」

藍子「ふふっ。でも……加蓮ちゃんの気持ちはなんとなく分かります。1週間、学校を空けているだけで、なんだかぜんぜん別のクラスになった、って気がしちゃいますよね」

加蓮「……そう?」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:35:01.43 ID:1YxhaGOp0
加蓮「……」

藍子「……」

加蓮「……と、とにかくさ。えーと、その……」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:35:31.48 ID:1YxhaGOp0
加蓮「……ぷっ」

藍子「?」

加蓮「今日の藍子は調子が悪いんだね。加蓮ちゃんの気持ち、分からなくなっちゃった?」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:36:01.35 ID:1YxhaGOp0
藍子「でも、本当にどうしたんですか? だってまだ3時で――次の約束とかなら、分かるのに……」

加蓮「んーとさ。ほら、私って最近スケジュールがすごいことになってたじゃん」

藍子「なっていましたね」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:36:31.40 ID:1YxhaGOp0
加蓮「いーよー。って言っても私は藍子の邪魔しかできないと思うけど」

藍子「邪魔だなんてそんな」

加蓮「カメラを構える藍子ちゃんの首筋に冷たいジュースを押し付けることくらいしかできないと思うけど」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:37:01.43 ID:1YxhaGOp0
加蓮「お陰でクラスメイトどころかお母さんともまともに話してないよ最近……。帰ってすぐ寝てばっかりだし、ご飯は事務所とか外とかで食べてばっかりで……」

藍子「……それなら今から加蓮ちゃんの家に行っちゃいましょうか? それで、晩ご飯を一緒に――」

加蓮「お母さん、今日は親戚の家に行くんだってー」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:37:31.37 ID:1YxhaGOp0
藍子「そういえば、お父さんはいないんですか?」

加蓮「数日前から出張でーす。1日限定、高森家の子体験。プランは藍子にお任せ〜」

藍子「……つまり、私の家に来たいってことでしょうか?」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:38:01.31 ID:1YxhaGOp0
藍子「…………」

加蓮「終わるよね?」

藍子「……………………」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:38:31.48 ID:1YxhaGOp0
藍子「お母さん、不思議がっていましたよ。私がお話している加蓮ちゃんとイメージが合わない、って」

加蓮「だからアンタどんな話をしてんの。……そういえばクリスマスの時に問い詰めれてなかったっけ。ねぇ何を話してるの? ねぇ?」

藍子「そ、そんなに迫ってこないでください。何って普通にお話しているだけですよ? ここでのこととか、アイドルのこととか」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:39:01.37 ID:1YxhaGOp0
藍子「でも最近は、加蓮ちゃんがいたら安心だ、って。安心してくれてました」

加蓮「ふうん……。私の方が助けてもらってるのに、変な話だね」

藍子「そんなことないですよ。加蓮ちゃんには、いつも助けてもらっています」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:39:31.34 ID:1YxhaGOp0
加蓮「ま、やっぱり高森加蓮体験は1日限定にさせてよ。明日になったらいつも通りっと」

藍子「加蓮ちゃんはやっぱり、北条加蓮ちゃんだから加蓮ちゃんですよね」

加蓮「そーそー」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:40:01.44 ID:1YxhaGOp0
加蓮「……そーいえばうちのお母さん、週末には親戚と一緒にどこかに行くって言ってたっけ……。高森加蓮体験は2日コースになるかも」

藍子「2日目は、私が北条藍子を体験してみるのはどうですか?」

加蓮「いーけどうち何もないよ? ご飯とか……まぁ外食すればいっか」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:40:31.43 ID:1YxhaGOp0
藍子「ちょうど暖かくなってきましたから、ぐったり……じゃなくてのんびりするなら、ひなたぼっこなんてどうですか?」

加蓮「たまにはいいかも」

加蓮「そういえばさ。あんまり忙しくなかった頃って何やってたっけ、って。思い出せなくなっちゃったんだよね」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:41:01.88 ID:1YxhaGOp0
藍子「少しだけ。疲れている、っていうより……ずっと、何かを探している顔だなぁ、って」

加蓮「探して……かなぁ……。もしかしたらそうかも……」

藍子「ここで何をしていたかは、思い出せますか?」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:41:31.45 ID:1YxhaGOp0
加蓮「棒読みすぎるっ」ペチ

藍子「あうっ」

加蓮「私だってたまには妹をやりたいっ」ペチ
以下略



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