過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「ちょっと疲れた日のカフェで」
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7:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:34:31.56 ID:1YxhaGOp0
加蓮「それとなーく探ってみたけどそれっぽいのは全然。ケンカしたり修羅場ってたりしたのかな、って思ったんだけどね。変なの。私が勝手に見間違えただけなのかな」

藍子「ふふっ。でも……加蓮ちゃんの気持ちはなんとなく分かります。1週間、学校を空けているだけで、なんだかぜんぜん別のクラスになった、って気がしちゃいますよね」

加蓮「……そう?」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:35:01.43 ID:1YxhaGOp0
加蓮「……」

藍子「……」

加蓮「……と、とにかくさ。えーと、その……」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:35:31.48 ID:1YxhaGOp0
加蓮「……ぷっ」

藍子「?」

加蓮「今日の藍子は調子が悪いんだね。加蓮ちゃんの気持ち、分からなくなっちゃった?」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:36:01.35 ID:1YxhaGOp0
藍子「でも、本当にどうしたんですか? だってまだ3時で――次の約束とかなら、分かるのに……」

加蓮「んーとさ。ほら、私って最近スケジュールがすごいことになってたじゃん」

藍子「なっていましたね」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:36:31.40 ID:1YxhaGOp0
加蓮「いーよー。って言っても私は藍子の邪魔しかできないと思うけど」

藍子「邪魔だなんてそんな」

加蓮「カメラを構える藍子ちゃんの首筋に冷たいジュースを押し付けることくらいしかできないと思うけど」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:37:01.43 ID:1YxhaGOp0
加蓮「お陰でクラスメイトどころかお母さんともまともに話してないよ最近……。帰ってすぐ寝てばっかりだし、ご飯は事務所とか外とかで食べてばっかりで……」

藍子「……それなら今から加蓮ちゃんの家に行っちゃいましょうか? それで、晩ご飯を一緒に――」

加蓮「お母さん、今日は親戚の家に行くんだってー」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:37:31.37 ID:1YxhaGOp0
藍子「そういえば、お父さんはいないんですか?」

加蓮「数日前から出張でーす。1日限定、高森家の子体験。プランは藍子にお任せ〜」

藍子「……つまり、私の家に来たいってことでしょうか?」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:38:01.31 ID:1YxhaGOp0
藍子「…………」

加蓮「終わるよね?」

藍子「……………………」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:38:31.48 ID:1YxhaGOp0
藍子「お母さん、不思議がっていましたよ。私がお話している加蓮ちゃんとイメージが合わない、って」

加蓮「だからアンタどんな話をしてんの。……そういえばクリスマスの時に問い詰めれてなかったっけ。ねぇ何を話してるの? ねぇ?」

藍子「そ、そんなに迫ってこないでください。何って普通にお話しているだけですよ? ここでのこととか、アイドルのこととか」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:39:01.37 ID:1YxhaGOp0
藍子「でも最近は、加蓮ちゃんがいたら安心だ、って。安心してくれてました」

加蓮「ふうん……。私の方が助けてもらってるのに、変な話だね」

藍子「そんなことないですよ。加蓮ちゃんには、いつも助けてもらっています」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2017/03/28(火) 18:39:31.34 ID:1YxhaGOp0
加蓮「ま、やっぱり高森加蓮体験は1日限定にさせてよ。明日になったらいつも通りっと」

藍子「加蓮ちゃんはやっぱり、北条加蓮ちゃんだから加蓮ちゃんですよね」

加蓮「そーそー」
以下略



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