過去ログ - ダイヤ「もう一人の妹?」 ルビィ「もう一人のお姉ちゃん?」
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55: ◆tdNJrUZxQg[sage]
2017/03/30(木) 03:29:49.96 ID:lOVwawcb0

善子「……あー……もう!!」


突然善子さんが――キレた

お父様の胸倉を掴んで


善子「ルビィが泣いてるのよ!?」


叫んだ。


ルビィ「よ、善子ちゃん!?」

ダイヤ「善子さん!?」

善子「あんたの娘がっ!!!」


ルビィと二人掛かりで善子さんを抑えようとするが善子さんは止まらない


善子「あんた父親なんでしょ!?それなのに娘たち泣かせてんじゃないわよっ!!!」


こんな可愛い娘たちの自由奪って何してんのよ!!旧網元だかなんだか知らないけどっ」


善子さんは最後に思いっきり息を吸い込んで


善子「私の親だったら、そんなもん全部かなぐり捨てて、自由に元気にやりたいようにやらせて、いつも笑って生きてくれることを望んでくれるわよっ!!!」


言い放った。思いっきり叫んだため肩が上下している。

そして、お父様は――


黒澤父「……済まない」


――涙を流していた。


黒澤父「……済まなかった……」

善子「え、あ……いや……泣き……え……?」

黒澤父「ルビィ――本当に……済まなかった……」

ルビィ「お、お父さん……」

ダイヤ「お父様……」


ルビィが身を竦ませてから、お父様に歩み寄る。

そして善子さんはルビィと入れ替わるように後ろへ下がった。


黒澤父「ダイヤ……ルビィ……」

ルビィ「お父さん……」

ダイヤ「……はい」

黒澤父「……君も」

善子「ひゃ、ひゃい!」

黒澤父「……本当に……済まなかった……」


ああ、そうかと――わたくしは思う。

お父様は……やっと謝る事が出来たんだと、自分が業を背負わせてしまった……娘たちに……




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