過去ログ - 野々原茜「Awaited Holiday」
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11: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/03/31(金) 03:13:55.80 ID:OeCTsBV90


ふと、プロちゃんに顔を向ければ。
水平線の彼方を眺め、なんだか寂しそうに照らされていた。
…まったく、しょうがないにゃあ。
そばに茜ちゃんがいるのに、そんな表情はさせないよ?

「よーしプロちゃん!向こうの岩場まで競争だよ!」

「…おっけー、やるか!」

打ち合わせた訳でもないのに、二人して波打際で水飛沫を上げながら走る。
普段ダンスをやってる茜ちゃんに負けじと、いい大人のプロちゃんも全力疾走。
最初は並走してたけど、少しずつ差は開いて。
…あ、こけた。

「だ、だいじょぶ?プロちゃん」

「おっと、服は…濡れてないか。砂浜で良かったよ」

幸い痛くもなさそうで、笑いながら立ち上がる。
よかったよかった。
やっぱり笑ってないとね!

「さて、茜…まだ勝負は終わってないぞ!」

「あっ!ず、ずるいよプロちゃん!」

立ち上がって砂を払い落としたと当時、再び競争は開始する。
あはははは、なんて笑い声をあげながら。
もう勝負なんて諦めた茜ちゃんが、プロちゃんに海水を掛けたり。
プロちゃんがまた砂浜で転んだり。



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