過去ログ - 姫「白き衣をまとい聖剣を振るい月を操る勇者様の伝説」
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1:名無しNIPPER[saga]
2017/03/30(木) 20:18:25.24 ID:+1GC37hlo

滅亡寸前の王国があった。


魔王率いる軍勢の進撃は執拗にして苛烈であり、国の主力部隊は瞬く間に壊滅した。
もはや人々は抵抗する気力を失い、王都が落ちるのも時間の問題であった。



しかし、そんな中、一人だけ諦めていない者がいた。


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2:名無しNIPPER[saga]
2017/03/30(木) 20:20:52.15 ID:+1GC37hlo

絶望しうなだれる国王に、若く美しい姫が進言する。

「お父様!」

以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2017/03/30(木) 20:22:48.12 ID:+1GC37hlo

王国に伝わる古い伝説――

『国滅びし時、王と民は天に祈る。
 祈りは通じ、白き衣をまとい聖剣を振るい月を操る勇者が降臨す。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2017/03/30(木) 20:24:42.15 ID:+1GC37hlo

国王と姫をはじめ、生き残った人々は天に祈った。


「天よ! 神よ! どうか勇者様を降臨させたまえ! 王国を救い給え!」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2017/03/30(木) 20:26:29.35 ID:+1GC37hlo

巨大な落雷とともに、人々の前に白き衣をまとった逞しき男が現れた。


「ここは……?」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2017/03/30(木) 20:28:25.47 ID:+1GC37hlo

「うむ、その言い伝えは私のことで間違いないようだ」


姫の言葉を肯定し、さらに詳しく事情を聞くと、
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2017/03/30(木) 20:31:14.22 ID:+1GC37hlo

善は急げとばかりにさっそく勇者は出陣した。


驚異的な脚力で魔王軍に肉薄すると、その鍛え抜かれた四肢で次々と魔族をなぎ倒していく。
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2017/03/30(木) 20:33:41.06 ID:+1GC37hlo

やがて勇者は、魔王軍の首領たる魔王と対峙する。

「貴様が魔王か! 私の技で叩きのめしてくれる!」

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2017/03/30(木) 20:35:50.58 ID:+1GC37hlo

だが、勇者はさらに強かった。
勇者の打撃が幾度か魔王をとらえ、魔王がひるんだところへ、渾身の拳が叩き込まれた。


以下略



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