10:名無しNIPPER
2017/04/02(日) 01:47:28.12 ID:EcXlVJ9g0
>>9
善子「リリー…」ｸﾞｽｯ
梨子（泣いてる…？）
梨子「よっちゃん、どうしたの？」
善子「私、このままでいいのかなあ」
梨子（『私』？）
善子「みんなが…私を…」
梨子（みんな？ もしかして…いじめ？）
梨子「よっちゃん」ｷﾞｭｯ
善子「あっ」
梨子「よっちゃんは今のままでいいんだよ。千歌ちゃんもそう言ったよね？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
善子「りりぃい」ｸﾞｽｸﾞｽ
梨子「ヨハネちゃんが元気無いと、魔翌力をもらってるリトルデーモンもつらいんだよ？」
梨子「だから、早く元気になろう？」
善子「……ちゃんがいい」
梨子「えっ？」
善子「『よっちゃん』がいい」
善子「今は、そう呼んで…？」ｳﾙｳﾙ
梨子（なっ！ なにこれ可愛すぎ！！ 反則でしょ！）
梨子「はーい。よっちゃん、よっちゃん♡」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
善子「リリー♡」
〜〜〜
善子「…もう大丈夫。ありがとう、リリー」
梨子（危なかったわ…もう少し長く抱き合ってたら、そっちの世界に目覚めてた気がする…）
梨子「それで、何があったの？」
善子「生放送が炎上しちゃって…」
梨子「炎上？」
善子「なんか『こんなこといつまでもしてていいのか。ろくな大人になれないぞ』って言う人が現れて」
善子「同意した人とか、面白がって便乗した人が、次々にいろんなことを言い出して」
梨子（女子高生の生放送をわざわざ見に来てるだめな大人に説教されたんだ…）
善子「いやになって、放送途中でやめちゃった」
梨子「Aqoursも知名度があがったから、変な人も増えたんだね。少し時間置くといいよ」
善子「でも、リトルデーモンへの魔翌力供給のために儀式は毎週やらないと…」
梨子「…じゃあ私に見せて？」
梨子「私はリトルデーモン一号なんだから、私を介して他のリトルデーモンに魔翌力を送るわ」
梨子「よっちゃんの搾りたての魔翌力、私に一番に頂戴♡」
善子「えっろ」
梨子「えっ」
善子「あっごめんつい…じゃあこれからビシバシ行くわよ、リリー！」
梨子「うんっ！」
Fin
やっぱり「よしりこ」なのよねえ…ﾒﾉ＾ﾉ。＾ﾘ
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