過去ログ - ☆ちゃん「『最原くんがんばって☆』……っと」カタカタ【ニューダンガンロンパV3】
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18: ◆wap7nzbaA6[saga]
2017/04/01(土) 00:01:42.00 ID:lejudGf4o

夢野はそう言うと被っている帽子を右手で掴んで脱ぎ、引っくり返した。
その瞬間、ポンッ! という軽快な音とともに可愛らしい花がいくつも現れ、宙に舞う。
目くらましのつもりだろうか。



「ふん、ウチの魔法はこの程度ではないぞ?」



そう言って夢野が指を鳴らした途端、ボンッ! という音とともに舞っている花の数が爆発的に増えていった。
瞬く間に視界は花で覆い尽くされ、雪山でホワイトアウト現象に見舞われた時のように方向感覚が奪われていく。
だが、寒冷地域の吹雪とは違い、この花による視界不良はごくごく局所的なものだ。
少し移動してしまえば範囲から抜けられる……そう思っていたが、夢野はそれを許さなかった。



「えっ☆ ちょっとなになに痛い、痛いって!」



いつの間にか鳩の群れがやって来ており、そのまま全身をつつき始めたのだ。
花で視界を遮られていたため直接見たわけではないが、夢野がマジッ……魔法で出したものなのだろう。
つつかれた痛みのせいで、思わず足が止まってしまう。



「かーっかっかっか! ウチの魔法の力、思い知ったか!」


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