過去ログ - 後輩「また死にたくなりましたか?」
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15:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/03(月) 18:04:56.73 ID:VFCWYClv0
「そういえば、先輩とたまにここで話すようになって、もう3年くらいですか? 」
言われてみると、確かにこいつとここで初めて会ったのは、中3の夏くらいだった。
あの時はたしか、家に帰るまでに時間を潰さなくてはいけなくて、下校途中に寄り道をしたくなって、ここでぼーっとしようと思っていたら先客がいて、自分と同じ中学校の制服だったから話しかけたんだっけか。
16:名無しNIPPER[saga sage]
2017/04/03(月) 18:05:45.02 ID:VFCWYClv0
買った缶コーヒーを啜りながら、夕焼けと街が綺麗だな……と思っていると、後輩が突然立ち上がった。
「あの、先輩。夏休みの間、バイトしようと思いまして、先輩と同じところって大丈夫ですか? 」
「ほう、人員的には空いていると思うけど、なんでまた 」
17:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/03(月) 18:06:13.83 ID:VFCWYClv0
店にとっても都合がいいし、自分にとっても暇なときの話し相手という点で都合がいいので、二つ返事で返しておいた。
「じゃ、店長に言っておくから、今週中に面接受けてね 」
「はい、わかりました。よろしくお願いします 」
18:名無しNIPPER[saga sage]
2017/04/03(月) 18:07:08.16 ID:VFCWYClv0
◇
帰宅して、自分の部屋に入る。
19:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/03(月) 18:07:40.33 ID:VFCWYClv0
◇
早く寝た日は、必然に早く目が覚める。窓からの朝陽。カーテンを閉めるのを忘れていた。
部屋にいても二度寝するだけなので、リビングに降りた。
20:名無しNIPPER[saga sage]
2017/04/03(月) 18:08:13.27 ID:VFCWYClv0
多分、あれだな。養われたい願望。待ってたらご飯が出てくる。さいこう。いや、いつもだけどさ。
なんかどこかから養ってくれる許嫁とかお嬢様だとかが現れないかな、と少し考えたが、どう考えてもギャルゲ並みの妄想だった。
なにより、今とそんなに変わんなくねと思った。あれ、俺恵まれてる?
21:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/03(月) 18:09:11.51 ID:VFCWYClv0
その後もなんだか落ち着かなくて、多分まだ家にいるであろう千咲に軽く連絡をして、もう家を出ることにした。
久しぶりに1人で向かう通学路は、なんとなく中学を思い出した。
学校に到着する。今日は一番乗りだった。何かしようかなと思って参考書とにらめっこをする。
22:名無しNIPPER[saga sage]
2017/04/03(月) 18:09:46.95 ID:VFCWYClv0
うちの学校はかなり適当な学校だ。まぁこんな教師もいるぐらいであるし、かなりの放任主義で、仮に学校を無断欠席したとしても家に連絡なんて一切されない。でも学力はそこそこ。地元ではそれなりに人気のある高校だ。
後席の女子に一応さっきの礼を言うと、最近どうなの、と言われた。昨日も誰かに聞かれた気がする。
「まぁ……ぼちぼちってとこかな 」
23: ◆9Vso2A/y6Q
2017/04/03(月) 18:13:28.08 ID:VFCWYClv0
書き溜め結構あるので、まったりやっていきます
改行が反映されてないミスをしたので次から修正します、すみません
24:名無しNIPPER[sage]
2017/04/03(月) 18:28:51.58 ID:tWv8T5qa0
とりあえず乙
面白そうでワクワクするね
25:名無しNIPPER[sage]
2017/04/03(月) 18:48:25.49 ID:KPzEW4lso
前立ってた気がするんだけどやり直しかな
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