過去ログ - 櫻井桃華「恋しい、愛おしい、プロデューサーちゃま」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/05(水) 17:13:20.26 ID:H3m5qLwCO
 ……プロデューサーちゃま。わたくし、分かりませんでしたの。

 恋というものがどういうものなのか、分かりませんでした。

 恋しい。恋い慕う。恋い焦がれる。

 恋というものが、恋という気持ちが、恋という想いがなんなのか、分かりませんでしたのよ。

 本では読みましたわ。

 恋をして、恋に溺れて、恋に生きるいろいろな登場人物のお話は読みました。

 考えてはみましたわ。

 恋というのはこんな感じなのかしら、こうした風なのかしら、こういう心地なのかしら……と、そうして考えました。

 恋する人は見ましたわ。

 誰かに恋心を抱いて、誰かを恋しく感じて、誰かへの恋に染まった人たちの姿は見てきました。

 でも、それでも分かりませんでしたの。

 なんとなく、霧がかった想像で、もやもやした形では考えられるようにもなりましたけれど。

 きちんと、しっかり、本当のそれがどうなのかということは分かりませんでしたの。

 だから聞きましたわ。

 恋とはいったい? 恋とはどういうこと? 恋をするというのは、どんな気持ちなのかしら?

 そう聞きましたの。

 みんな……この事務所にいるアイドルのみんなへ、聞きましたのよ。

 聞いて、そして教えてもらいましたの。

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/05(水) 17:14:33.24 ID:H3m5qLwCO
 恋というそれがどんなものなのか。いろいろな人に、いろいろな恋を、いろいろな在り方を教えてもらいましたわ。

 プロデューサーちゃま。恋というものは、恋して慕うその人に染められることなんですって。

 その人と一緒に居たい。
以下略



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