過去ログ - 櫻井桃華「恋しい、愛おしい、プロデューサーちゃま」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/05(水) 17:22:03.46 ID:H3m5qLwCO
「わたくしは望んでいますの。こうすること。プロデューサーちゃまを癒すために尽くすこと」

「嫌だなんて、負担だなんてほんの欠片ほどにも思ってはいませんわ。純粋に心から、こうしたいと望んでこうしていますの」

「普段受け取っている恩を少しでも返したい。いつも身を粉にして働いているその労いをしてさしあげたい。そうした思いから。……そして、それ以上に」

「プロデューサーちゃま。わたくしは、アナタのことが好きだから」

「だから望んでいますの」

「大好きな人へ。恋しい殿方へ。愛おしい唯一の方へ。自分にとってかけがえのない最愛の人へ尽くしたい。そう望むのは、きっと自然なことでしょう?」

「わたくしにとってのそれはアナタ。わたくしが誰よりも恋しく、何よりも愛おしく想うのは……プロデューサーちゃま、なのですわ」

「こうしているのはわたくしの意思。プロデューサーちゃまを膝の枕へと乗せて……片手はその大きな手を握りながら、もう片方ではこの無防備に晒していただいた頭を撫でながら、そうしながら愛おしむ。これは、わたくしが望んでいること」

「こうしていることはわたくしの望みで。こう在ることはわたくしの願いで。望む願いの叶っているこの今は、わたくしにとってこれ以上ない幸福な時なのです」

「ですから気になさらないで。わたくしからこの幸福を取り上げないで。どうかこの幸福の中へ浸ることを、もう少し許していてくださいまし」

「……ええ、そう。そうですわ」

「目を閉じて。そうしてお眠りになって」

「わたくしの感触。わたくしの匂い。わたくしの吐息。わたくしだけを感じて……わたくしに包まれて、わたくしのもとで、お眠りになってくださいまし」

「……ふふ」

「可愛い人。恋しい人。愛おしい人」

「愛していますわ。誰よりも大好きで、何よりも恋い慕っていますわ。プロデューサーちゃま、わたくし、愛していますわよ……」


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