過去ログ - ウルトラマンオーブ −Episode EX−
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/07(金) 19:03:42.53 ID:Rq6PUXgG0

ミラール「ガイ、お待たせーっ!」

 ブレーメが言いかけたとき、ミラールが元気よくリビングに入ってきた。

ミラール「簡単なものしかできなかったけど良いよね? ほら、どうぞっ」

 テーブルに皿が乗せられる。一口大に切ったバケットとハム入りのサラダにドレッシングを和えたもの。

ミラール「今日はまだこっちにいるでしょ? 夜ご飯は腕によりをかけて作るから期待しててね」

 孫のはしゃぐ様子に苦笑しながら、ブレーメはガイに目配せした。
 促されるまま一口、二口と口に入れて、それからガイはがつがつと料理に夢中になった。

ガイ「うまい」

ミラール「良かった。ね、おじいちゃん。何の話してたの?」

ブレーメ「ちょっとね。それよりミラール、頼んでおいた件は」

ミラール「い、今からやってくる!」

 仕事場がある二階への階段を上りかけて、ミラールはガイの方を振り向いた。

ミラール「ガイ、家にいてね! これが終わったら買物行こう!」

ガイ「ああ。頑張れ」

ミラール「うん!」

 にっこり笑うミラール。とん、とんと足音が穏やかに響いた。



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