過去ログ - 魔王「来たか勇者」勇者「お、おにいちゃん・・・?」
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8:名無しNIPPER[saga]
2017/04/07(金) 23:17:08.00 ID:TUW2ZJ1r0
勇者「は、放せ!」

魔王「それじゃあ・・・放してやろう」

魔王は勇者を空高く放り投げた

魔王「それじゃ・・・さよならだ」

魔王は空から落ちてくる勇者に向かい、黒いイカヅチを放った

黒いイカヅチは勇者を貫き、勇者は声を発する事もなく意識を失った



魔王「起きたか?ずいぶんと幸せそうな寝顔だったな」

???「あの日の夢を見ていたから。貴方と戦ったあの日の夢を」

魔王「そうか。お前がまだ勇者と名乗ってたあの頃のか・・・」

???「うん。一度貴方の殺されて、蘇らされて・・・ボクは魔王妃となった」

魔王「すまなかったな。お前を魔族にするには一度殺さなければならなかった」

魔王妃「そんなの気にしないで。ボクは嬉しかった。お兄ちゃんとこうしてずっといられるんだから」

魔王と魔王妃はキスをする

部下「魔王様、出陣の準備が出来ました」

4対の魔物が魔王と魔王妃を呼びに来た

魔王「そうか。ならいくか」

魔王妃「うん。おにいちゃん。」

魔王妃「それに、炎魔、水魔、風魔。ボク達は元人間だけど遠慮はいらないよ。人間を全滅させよう」

炎魔(戦士)「ああ、そうだな。」

水魔(賢者)「こうなってしまっては魔王様に仕えるほかありませんよ」

風魔(盗賊)「俺たちなんてあの時死んだままにされてもおかしくないのに、魔王妃様とともに旅をしたってだけで蘇らせてもらったんだ

から一生の忠誠を誓いますとも」

魔王「ただの気まぐれだ」

魔王妃「それじゃあおにいちゃん、行こう」

それから数日の後、人族は殲滅させられその歴史を閉じた

魔族に唯一対抗できたであろう勇者の一族は魔族には知られていないはずの弱点をつかれ、一番最初に殲滅させられた

これからは全ての国を魔族が支配していく事となるのだが、それが永遠に続くかは誰も知らない


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