過去ログ - 二階堂千鶴「コロッケのコロちゃん」
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13: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/08(土) 23:37:15.74 ID:J+qrADWR0
執事「穏やかな日々を過ごしながら」


千鶴「残念ながらコロちゃんとベッドは別ですわね」

以下略



14: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/08(土) 23:38:25.46 ID:J+qrADWR0
執事「新しい家族の来訪をお嬢様は心から喜びました」


千鶴「うーん、どちらがいいかしら」

以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2017/04/08(土) 23:39:17.07 ID:bPepwggZO
(コロッケってなんだっけ…?)


16: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/08(土) 23:40:36.37 ID:J+qrADWR0
母「はいほー!姫の登場なのです!」

メイド「奥様、本日もお勤めお疲れ様でした。お休みなさい」

母「少し待つのです」
以下略



17: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/08(土) 23:41:43.13 ID:J+qrADWR0
母「さて、娘が捨てられてた子を拾ってきたみたいですけれど、まさか雑種を拾ってきたりなんてしてないのです?それはセレブとしてあるまじき行為なのです」

メイド「ざ、雑種ではないと思います。匂いからして、たぶん牛100%かと……」

母「ほ?牛なのです?てっきりワンちゃんかネコちゃんを拾ってきたのだと思っていたのですけど。う、牛を拾ってきたのです?」
以下略



18: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/08(土) 23:43:17.21 ID:J+qrADWR0
メイド「あ、あの、非はコロッケを飼うお嬢様を止めることなく一緒に面倒を見ている私たち使用人にあります。どうかお嬢様へのお叱りは……」

母「あなたたちも面倒を見ているのですか?その……コロッケの」

メイド「は、はい。あ、あの、写真をご覧になりますか?昨日撮ったものですけれど、お嬢様が選んだリボンで可愛らしく着飾っていて……」
以下略



19: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/08(土) 23:45:16.53 ID:J+qrADWR0
執事「幸いなことに奥様はコロちゃんについて、その日以降まったく話題に出すことはありませんでした」

執事「お嬢様は奥様がすでに知っていることに気付かないまま、コロちゃんと暖かい日常を過ごしました」

執事「しかしコロちゃんとの時間は長くは続きませんでした」
以下略



20: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/08(土) 23:47:59.22 ID:J+qrADWR0
千鶴「そんなっ!?昨日まではあんなに元気でしたのに!」

執事「もともとコロちゃんは捨てられて風雨に晒されていました。だいぶ弱っていたのでしょう。……残念ながら」

千鶴「……」
以下略



21: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/08(土) 23:51:13.19 ID:J+qrADWR0
千鶴「そういうわけですからコロちゃん。今日は連れていくことができませんわ。……今までありがとう」

執事「……」

母「連れていってあげるのです」
以下略



22: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/08(土) 23:52:38.44 ID:J+qrADWR0
千鶴「……責任。そう、これはわたくしの責任ですのね」

執事「お嬢様……」

千鶴「ごめんなさいお母様。わたくしが間違っていましたわ」
以下略



23: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/08(土) 23:54:22.72 ID:J+qrADWR0
母「……」

メイド「奥様?」

母「……本当にコロッケだったのです」
以下略



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