過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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103: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 14:08:37.83 ID:kLIl0PWso


    *    *    *





ダイヤ「……どうしたの、こんなところに呼び出すなんて……?」


メールでわたくしを呼び出した張本人に声を掛ける。


ダイヤ「ルビィ……?」


生徒会室でルビィは窓の外を見て待っていた。


ルビィ「……あのね、お姉ちゃん。」


ルビィはこっちを振り返らずに話し始めた。


ルビィ「お姉ちゃんはずっとルビィの憧れだったんだ。……でもいっつもいろんなこと我慢して、自分のやりたいこと出来なくても、黒澤の娘だからって言って、頑張ってたことルビィ知ってるんだよ。ルビィが一番近くで見てきたから……」

ダイヤ「……ルビィ?」

ルビィ「だからね……お姉ちゃんが千歌ちゃんのこと好きになって……お姉ちゃんが自分の為にわがままになって……実はちょっと安心したんだ……。」

ダイヤ「……」


ルビィ……そんなことを考えていたのですね……


ルビィ「……千歌ちゃんと一緒にいるようになって、お姉ちゃんが幸せそうで……ルビィすっごく嬉しかったんだ……。でも、お姉ちゃんは黒澤家の長女で……これからもその責任と向き合ってかなきゃいけないんだよね……」

ダイヤ「……そうね……でもそれも黒澤の娘に生まれた以上……仕様のないことですわ……。」



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