過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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114: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 14:13:44.42 ID:kLIl0PWso
* * *
――後日談。
梨子「じゃあ……ルビィちゃんは今、次期跡継ぎ候補として頑張ってるんだね」
放課後の部室……そこには黒澤姉妹を除く7人がいました。
善子「……まあ、そういうことね。……ずらまる」
花丸「……なんずらか」
善子「……そう、むくれないの」
花丸ちゃんが珍しく善子ちゃんに嗜められていた。
花丸「別に……むくれてないずら……」
むぅーっと花丸ちゃんが不機嫌そうに顔を背ける。
花丸「ただ、ちょーっと……ルビィちゃんが『今は花丸ちゃんと一緒にいると甘えちゃうから……少しだけ見守ってて』とか言うから寂しいだけ……ずら」
善子「……まあ、元気出しなさいよ」
善子ちゃんが花丸ちゃんの肩を叩いた。
果南「……でも、そっか……考えてみれば、ルビィも黒澤の娘だもんね……」
曜「なら、もちろん跡継ぎの資格はあるもんね」
果南「なんか勝手なイメージでダイヤが跡継がなくちゃいけないんだ……なんて思い込んでて……私今回は空回りしてたね……」
果南ちゃんが少し自嘲気味に言う
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