過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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116: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 14:14:37.27 ID:kLIl0PWso


梨子ちゃんの言葉に皆が頷いた。

……私もダイヤさんと一緒に居て、少しは成長できたってことかな?

そんな話をしていると……次期跡継ぎ――兼生徒会長候補のルビィちゃん部室に顔を出した。


ルビィ「皆、遅れてごめんなさい……」

善子「生徒会の仕事なんでしょ?気にすることないわ……ね、ずらまる」

花丸「……ずら」


さっきから善子ちゃんが花丸ちゃんに話題を振り続けてるのはルビィちゃんとの距離感をちゃんと測り続けて欲しいからなんだろうね……


ルビィ「花丸ちゃん……ごめんね。もうちょっと……もうちょっと頑張らせて」

花丸「……寂しいけど……マルはルビィちゃんの味方ずら」

ルビィ「うん……ありがとう……花丸ちゃん」


ルビィちゃんはあれからすごく頑張っている。

Aqoursの活動は今まで通りこなしてるし、前よりも数段にお琴や日舞、華道と言ったお稽古事に時間を割いて

更に自分から生徒会に立候補して、毎日ダイヤさんから指導を受けている様子だった。


ルビィ「それよりも千歌ちゃん」

千歌「ん?」

ルビィ「お姉ちゃんから伝言……体育館で待ってて欲しいって」

千歌「え、うん……わかった」


……なんだろ?……待ってて欲しいって言われてもすぐそこだけど……



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