過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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19: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:26:49.32 ID:kLIl0PWso


千歌「ダイヤさんの舞が見たいです!!」

ダイヤ「え、ええ……?///」


ダイヤさんが困ったように声をあげる


ダイヤ「いや、その……あれは人に見せられるような代物では……」

千歌「でも、前体育館で踊ってたじゃないですかっ」

ダイヤ「あ、あれは……その……///」

千歌「私……あのとき、すっごい感動したんです。――だから、もう一度みたいなって」

ダイヤ「……。……でも」

千歌「……お願いなんでも聞いてくれるんじゃなかったんですか?」


言いながらちょっといじわるだなって思ったけど


ダイヤ「はぁ……わ、わかりましたわ……///」


あの舞がまた見たくって……ちょっとわがままを言ったら案外素直に提案を受け入れてくれた。

――やっぱり、ダイヤさん優しいな


ダイヤ「でも……道具とか衣装とかあるわけじゃないから……簡易なものだけよ……?」

千歌「はい!」


ダイヤさんが机の前に立って。

――ゆっくりと静かに舞始めた。

手には前と同じで紙を何枚か持って

しゃなり……しゃなりと……

お昼過ぎ――この時間になると生徒会室にはあまり陽が差し込まないんだけど……

でもダイヤさんは不思議とキラキラと輝いているようで……



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