過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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39: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:37:12.72 ID:kLIl0PWso


ダイヤさんが何故か少し恥ずかしそうにしている。


ダイヤ「えっとですね……。……忙しくてなかなかお稽古も捗っていなかったのですが……その、千歌さんが喜んでみてくれるので……思い切って、先生に改めていろいろ聞きながら稽古をつけて頂きまして……///」

千歌「え……チ、チカのために……?///」

ダイヤ「……///……そ、それにほらこれはおいしいプリンを頂いた喜びの舞ですから……///……きっといつもよりうまく行ったのも千歌さんのお陰……ですわ……///」

千歌「そ、そんな……///」


――どうしよう

――どうしよう……嬉しい、嬉しい、嬉しいよ……

ダイヤさんが私のために……嬉しくておかしくなりそう……

幸せでどうにかなりそう……

本の中で出てくる台詞だけど……本当にこのまま時が止まってしまえばいいのに……

ああ、恋するってこういうことなんだ……

……どんどん、ダイヤさんのことが好きになっていく……

ダイヤさんに夢中になっていく……

ダイヤさん……。

ダイヤさんも……チカのこと好きでいてくれないかな……

そうしたら……どれだけ幸せなんだろう……

大切な時間が……二人で過ごす時間が日に日に愛おしくなって……


――だけど、ある日……事件が起きた。





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