過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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47: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:41:01.29 ID:kLIl0PWso
ダイヤ「……」
千歌「……」
保健室が静寂に包まれる。
私はひとまずダイヤさんの寝かされているベッドの前に置かれている椅子に腰掛けた。
ダイヤ「…………」
千歌「…………」
ダイヤ「……あの」
沈黙に耐えられなくなったのか、ダイヤさんが目を泳がせながら話し掛けてくる。
ダイヤ「……ごめんなさい」
千歌「……どうしてダイヤさんが謝るんですか……?」
ダイヤ「……それは……その……千歌さんに……嘘を吐いていたから……ですわ」
苦しげに言う
千歌「……」
ダイヤ「……ごめんなさい」
今度は意を決したように私の目を見て……ダイヤさんは謝る。
――でも……
千歌「……違う」
ダイヤ「……え……?」
千歌「……謝らないといけないのは私だよ……っ」
ダイヤ「千歌……さん……?」
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