過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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56: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:45:13.22 ID:kLIl0PWso


千歌「……!!……そ、そっか」

梨子「……」


う、うーん……しまったな……。元気付けるために言ったんだけど……これはこれで変に期待を持たせちゃったかも……

……でも、どちらにしろ私がどうこう出来る問題でもないしなぁ……

千歌ちゃんはずっと上の空、たまにダイヤさんのことを口に出すだけ

……重症だなぁ……すごいな恋の病。


梨子「千歌ちゃん」

千歌「……ん……?」

梨子「とりあえず、今日は疲れたでしょ?……家でゆっくり休んだ方がいいよ」

千歌「……うん」


そんなことしか言えないのは歯がゆいけど……

うまくいくといいな……千歌ちゃんの恋……だって、こんな顔千歌ちゃんには似合わないもの……





    *    *    *





――次の日。

朝、登校してからとりあえず生徒会室に行ったら……果南ちゃんがいた。


千歌「果南ちゃん……?」

果南「あ、千歌。おはよう。」

千歌「おはよう……」


果南ちゃんは書類の整理をしていた。



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