過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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66: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:49:50.76 ID:kLIl0PWso


千歌「……えへへ……///」


千歌さんがはにかむ。

もう一度、抱きしめたくなる。

……けど、千歌さんが何のためにこうして早く来ているのかを考えて


ダイヤ「仕事……始めましょうか」

千歌「はいっ」


仕事を始めた。





    *    *    *





千歌「決まりごと……ですか?」

ダイヤ「はい……そのお付き合いの上での約束事をいくつか決めておこうと思って……」


お昼休み。サンドイッチを二人で食べながら、ダイヤさんはそう切り出した。


ダイヤ「その……こういうのは心苦しいですが……。女性同士というのはやはり世間では一般的なお付き合いの形ではないと思うので……」

千歌「……付き合ってることは隠したいってこと……?」

ダイヤ「……まあ、そういうことですわね」

千歌「梨子ちゃんとか鞠莉ちゃんは何も言わなかったけど……」

ダイヤ「そういう理解ある人もたくさんいると思います。……ですが、逆もまた然りです。」


ダイヤさんの目は真剣だった。




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