過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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69: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:51:15.08 ID:kLIl0PWso


    *    *    *





千歌「――それでね、ダイヤさんも大好きって言ってくれてね」

梨子「そっかそっか」


千歌ちゃんの惚気話をベランダ越しに延々と聞かされている。


梨子「千歌ちゃん」

千歌「ふぇ?」

梨子「うまくいってよかったね」

千歌「えへへ……うん、ありがと……梨子ちゃんが背中押してくれたからだよ」


千歌ちゃんはそういって微笑んだ


梨子「私は何もしてないよ。千歌ちゃんが頑張ったから、ダイヤさんもそれに応えてくれた……それだけだと思うよ」

千歌「そ、そうかな……でも……ありがと」

梨子「うん……」


ちらりと時計を見て


梨子「さて、そろそろ……恋人の声が聞きたい頃合かな?」

千歌「う……///……か、からかわないでよ……///」

梨子「えーでも、これくらいの時間っていつもダイヤさんと電話してない?」

千歌「してる……けど……///」



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