過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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8: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:20:29.75 ID:kLIl0PWso
* * *
――コンコン
千歌「こんにちは、ダイヤさん」
ダイヤ「ごきげんよう、千歌さん」
あれから数週間。
私はこうして出来るだけ、お昼休みは生徒会室に手伝いに来るようになった。
挨拶もほどほどにとりあえず、机の下にあるゴミ箱を見る。
千歌「――あ、またお昼抜いてる!」
ダイヤ「……うっ……きょ、今日はちょっと朝買いに行く暇がなくて……」
千歌「だったら、学食行けばいいじゃないですか」
ダイヤ「学食じゃ仕事が出来ないじゃないですか」
千歌「……もう」
最初はなんとなーく心配で来てみただけだったんだけど
ダイヤさんは思ったより以上に無理をしようとする人だった。
今日みたいにお昼ご飯抜きなんてことも少なくなくて……
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