過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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86: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 13:59:58.64 ID:kLIl0PWso
あの責任感の強いダイヤがこんなこと言うなんて思わなかった
ダイヤを無理やり立たせようと腕を伸ばしたら
鞠莉「やめてっ果南っ!!」
鞠莉がその腕にしがみつくようにして止めに入った。
鞠莉「Why!?どうして、どうしてこんなことになるの!?別にいいでしょ!?ダイヤがちかっちのこと好きでも!?」
果南「鞠莉……」
今思えば……あのとき鞠莉ともっとちゃんと話していればよかったんだ……
鞠莉はあまり網元のことには詳しくない。
だから、ダイヤの背中を無責任に押してしまったんだ……
果南「鞠莉……これはそんな簡単な話じゃないんだよ……」
鞠莉「なにそれっ!!ぜんぜん意味わかんないよっ!!ダイヤと千歌のこと見てなかったの!?二人ともあんなに幸せそうだったじゃない!!」
鞠莉が悲痛に叫ぶ
鞠莉「網元ってそんなに偉いの!?ダイヤと千歌が好きあうのの何が悪いの!?」
ダイヤ「鞠莉さん……果南さんを……責めないであげてください……」
鞠莉「……ダイヤ!?」
ダイヤの顔はもともと色白な肌から更に血の気が引いて蒼白になっていた。
ダイヤ「網元は……確かにそういうものなのです……あの黒塗りの車……みたでしょ?……あなたの言うところのジャパニーズマフィアかしら……ふふ」
ダイヤが自嘲気味に笑う。
鞠莉「そん……な……」
ダイヤ「わたくしが……意識的に目を逸らしていたことを……今、果南さんが言っているだけなの……」
果南「ダイヤ……」
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