過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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90: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 14:01:45.81 ID:kLIl0PWso
ルビィは再び黙り込む。
全然、話が進まない。
千歌「ルビィちゃん……」
気付いたら千歌がルビィの近くまで歩いてきていた。
その後ろでリリーと曜が心配そうにしている。
千歌「なにか知ってるなら……教えて……」
ルビィ「……ち、千歌ちゃん……」
ルビィは逡巡していたが……
千歌「お願い……っ!!」
ルビィ「……っ!!」
千歌に促されてぽつりぽつりと喋り始めた。
ルビィ「あ、あのね……お姉ちゃんって黒澤家の長女でしょ……?……16歳も過ぎた頃くらいからお姉ちゃん宛にお見合いの写真とかも家に届いてて……」
千歌「……。……あ、あはは……」
そこまで言って、千歌が笑い出した。
千歌「……あはは……あはははは……っ……」
梨子「ち、千歌ちゃん……っ」
リリーが千歌に駆け寄る。
善子「ルビィ、ストップ……もう大丈夫、なんとなくわかったから……」
ルビィ「ご、ごめん……」
花丸「ルビィちゃん……ルビィちゃんが謝ることじゃないよ……」
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