過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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93: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 14:03:24.02 ID:kLIl0PWso

善子「最終的な部分は見切り発車なところがそっくりね……お似合いカップルじゃない」

曜「あはは……」


……さて、さっき覗いた生徒会室にはいなかった、道中も見かけなかったし、今到着した3年生の教室にも姿はない。


曜「じゃあ、理事長室かな……」

善子「マリーも見当たらないし、たぶんそうね……」


3年の教室から理事長室へと足を向ける。


曜「ねぇ善子ちゃん……」

善子「……何?」

曜「正直、どうしよっか……」

善子「……そうね」


私は足を止めずに相槌を打つ。


曜「お家の問題とかだと……私たちがどうこう出来る話でもないよね」

善子「……でも、あのままほっとくわけにはいかないでしょ?」

曜「……まあ、それは……」

善子「……このままじゃどうやってもBAD END直行じゃない。Aqours解散ルート不可避よ」

曜「そ、それは困る……」


でも、確かにどうすればいいのか見当も付かない。

千歌とダイヤに別れて貰って元にもどれって言う?

……いやそれこそ無理でしょ。


善子「ただ……不憫よね……」

曜「……そう……だね……」


生まれついた家のせいで……恋人と引き裂かれるなんて

そんなのまるで――本当にリトルデーモンじゃない……



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