過去ログ - 千歌「――私はある日、恋をした。」
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97: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/04/09(日) 14:05:25.13 ID:kLIl0PWso
* * *
部室に戻ると……憔悴しきった千歌さんが梨子さんの胸の中でぐったりしていました。
ダイヤ「千歌さん……!!」
千歌「だ、ダイヤさん……」
声を掛けたら千歌さんは少しだけびくっとしたけど、わたくしの姿を確認するとぽろぽろ大粒の涙を零しはじめた
千歌「ダイヤさん……っ……」
わたくしは千歌さんを抱きしめる。……もう、泣かせないって誓ったのに……
ダイヤ「皆さん……お騒がせしてすいませんでした。」
わたくしは部室にいる皆を見回してから
ダイヤ「わたくしが……肝心なことをちゃんと言っていなかった結果、皆さんを混乱させてしまいました……」
千歌「ダイヤさん……」
ダイヤ「……ですが……わたくしは千歌さんを愛しています……。……けれど、わたくし一人ではどうすればいいかがわからない……。……迷惑続きで申し訳ないですが……皆さんの知恵をお借り出来ないでしょうか……?」
わたくしは胸に千歌さんを抱いたまま、頭を下げる。
千歌「ダイヤさん……っ!!……チカも……チカもダイヤさんのこと愛してます……っ!!……一緒に、一緒にいたい……っ!!」
千歌さんがそれに呼応する。
梨子「私の考えが役に立つかわからないけど……もちろん、協力します。」
鞠莉「ダイヤ……!!私に出来ることなら、なんでもするから……!!」
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