134: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/05/20(土) 02:51:58.69 ID:p1HX8edu0
無線を切り、DJフレンドは拳銃を構える。今いるのは、3人組との会合で使った休憩室がある地下道だ。放浪者の指示で、隠れアジトが発見されないようその場所に待機の為に移動した。それは結果的に、功を奏して一方では今の危険な状況を招いていた。
功を奏したのは隠れアジトそのものが発見されたわけではないという部分。そもそもそこに隠れていれば見つからなかったのではないか、という疑問は起きる。だが、別働部隊が隠れアジト方面から増援としてやってきたのだ。状況からして、WWPが敵対的な生存者からの攻撃を受けたことによる応援だろうとフレンドは予想している。
幸い今いる場所は地の利がある。すぐには見つからないだろう。あくまで、すぐには。人海戦術を使える相手にしらみつぶしにされれば、ひとたまりはない。
人数的には分隊程度、DJフレンドの5名、新井達3人、超能力者の2人。フレンド達の勢力は戦いに慣れていない。それ以外で残った者が主力、それも超能力者が2人もいる。強力なそれは大きく当てにはなる、問題になるのは協力的にやってもらえるかということだ。
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