362: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/08/08(火) 05:27:12.89 ID:Fya81oBt0
「ううーん。うまくいかないス」
室内にて回収したドローンを飛ばし、操縦の訓練していた。風の影響を受けない室内とはいえ、かなり難しい精密な作業を要求される。大ざっぱなところがあるフェイにはあまり相性のいいこととは言えなかった。
しかし、今回の一件。偶然かどうかはさておき、飛行自体が出来ていたと聞いたこともあって、自分ならできると彼女は思ってしまったところだ。
また、ドローンを壁にぶつけて、ため息をついて机に置く。もちろん遊び目的でこんなことをしている訳ではない。このドローンをうまく飛ばせるようになれば、そのことで優位に立てることも多い。これからのパラノイア戦において、こちら側が優位に立てる可能性もある。
もちろん、そこまで容易く身につけられる技術である訳ではない。一朝一夕でどうにかなるのであれば、それに資格が必要になるものではないのだから。
「…もうちょっと頑張るス」
誰に言うまでもなく、フェイは操作の練習を再開した。まだまだ自在に操れる訳ではないが、それでも徐々に、操作そのものに彼女は慣れ始めているのは事実だった。
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